デイサービスとは、自宅で生活されている要介護者の方に、日中だけの一時的ケアを提供する介護施設です。一人暮らしで他人と交わる機会がほとんどないという方から、家族と一緒に住んではいるものの、体が不自由でお風呂に入れない方まで、デイサービスを利用される方の事情は各人さまざまです。

デイサービスの一日は、出勤後のミーティングから始まります。大勢の方が来られますから、その日の利用者を確認しつつ、スタッフそれぞれの役割を決めていきます。そして、送迎。30人程度の人が来られることも普通です。最初は利用者の名前を覚えるだけでも一苦労でしょう。到着後は手を洗ってもらって、バイタルチェック。午前中の大仕事と言えば、入浴介助ですが、お風呂嫌いの方もいて、これが結構大変だったりします(微熱がある方はシャワー浴)。そして12時になると、昼食の時間となります。誤嚥を起したりしないよう、食事の介助をしながらも、その他の利用者にも注意を向けておかなければなりません。午後は、主にリハビリを兼ねた運動やレクリエーションの時間となっています。ゲームをして盛り上がることもあれば、花見や紅葉の季節には、ドライブに行くことも。3時には、おやつを食べていただいて、あとは送迎を残すのみ。もちろん一番最後には、掃除とミーティングを実施。その日の反省とともに、明日の予定確認も行い、慌しかったデイサービスの一日は終了します。

もちろん上に書いたこと以外にも、トイレの介助など、やるべき事はたくさんあります。決められた時間の中で、利用者とのコミュニケーションを図りつつ、割り当てられた仕事内容をしっかりとこなしていくことが重要です。

 
 

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